世界の一流が「金曜の午後3時」から始める"仕事" 週休2日を土曜と日曜に分けて考えるべき理由

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イーロン・マスクは、土曜に自分で操縦して飛行機に乗ることを趣味にしており、日曜は自宅で瞑想や読書をして過ごしています。

土曜はアウトドアでアクティブな時間を楽しみ、日曜はインドアでスタティックな時間を持つことで、平日の疲れを取り、エネルギーをチャージしているのです。

世界の一流に共通するのは、「土曜をどう使うか?」が休日のカギを握ると考えて、趣味や家族との時間など、自分にとって大切なことは、土曜に優先的に組み入れていることです。その理由は、精神的に「余裕」が持てることと、肉体的な「疲れ」の問題です。

日曜の夕方になると、翌日の仕事のことが頭をよぎり始めるため、好きな趣味や家族との団らんを日曜に集中させてしまうと、大切な時間を心の底から楽しめなくなります。

フィジカルについても、同じことがいえます。ゴルフや釣り、私の場合でいえば、トライアスロンの練習やバイクのツーリングを日曜に入れると、どうしても翌日まで疲れが残ります。月曜日のスタートダッシュに支障が出てしまうのです。

自分にとって大事なことは、土曜に組み入れる……という発想は意外な盲点ですが、すぐに実践できると思います。

金曜の午後3時に休日の準備を始める

彼らは充実した休日を実現するために、金曜日の午後の段階でザックリとした準備をしています。その週のタスクの目処が立った午後3時頃を目安に、次のような作業をすることで、自分にとって有益な休日を手に入れているのです。

準備① 土日の過ごし方を事前に計画する

思いつきで行動すると、「あれも、これも」と目移りばかりすることになり、すべてのことが中途半端で終わることになります。事前に土日のスケジュールを立てておけば、メリハリのある休みを手に入れることができます。

準備② 金曜の午後に翌週のタスクを整理する

世界の一流ビジネスパーソンは、金曜の段階で翌週のタスクを整理して、大まかな段取りを確認することをルーテインにしています。この作業によって、不安なく休日を過ごせるだけでなく、月曜からのスタートダッシュが可能になります。

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