東急が「ベトナムの工業地帯」に造る近代都市の姿 日本での「都市開発」経験がベトナムで生きる訳
東急のノウハウを生かしてゼロからまちをつくる
日系企業によるベトナムでの大規模な不動産開発といえば、東急の取り組みが代表的です。
東急はホーチミン市近郊のビンズン新都市(ビンズン省)において、国営企業のベカメックスIDCと合弁会社(BECAMEX TOKYU)を設立し、大規模なまちづくりを展開中です。
ビンズン省はホーチミン市の北部に位置する人口約300万人の省で、年間平均3%以上という安定した人口増加を続けています。ベトナム・シンガポール工業団地(VSIP)をはじめとした工業団地開発などのおかげで、FDI(外国直接投資)はハノイ市を超え、全国2位になるなど、国際的にも注目を集めている地域です。
ビンズン新都市の開発は旧市街に点在していた省政府機能を新都市に移転して、統合庁舎をつくり、その庁舎を中心として1000haの新都市を形成するというものです。



















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