アイドル辞め"キャリコン"に転身「彼女」の選択肢 元「フィロソフィーのダンス」十束おとはが語る

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おとはさん:とある事務所さんからのご依頼で、アイドルやタレントさんのキャリアとメンタルケアの支援をさせていただくことになりました。

心と身体は切っても切り離せないものなので、資格を生かして毎日を健やかに過ごしながら未来を描いていくお手伝いをしていきたいです。
(写真:渡辺美知子)

大学時代に就活につまずいたこと、アイドル、会社員と、一人の働く女性として経験してきた全てを、明日への活力へ変えてきた。だからこそ、「若者や同世代の女性の支援がしたい」という思いは強い。

おとはさん女性の20代から30代は、一番仕事に悩む時期だと思うんです。時代が変わっても、年代によって悩むことは決まっているというか。

悩みは普遍的なのに時代の流れは変わっているので、そこでみんなグラグラしちゃうと思っていて。

一気に解決することは難しいかもしれませんが、お話を伺いながら利用できる制度やサービスなどの情報を提供しつつ、その人にとっての良い形を共に探していきたいと思っています。
(写真:渡辺美知子)

正解はない。自分の軸があれば、なんだっていい

女性はどうしても出産によって、働き方が変わりやすい。

おとはさん自身も、いつかは出産を経験するかもしれないと思いながら活動を続けているが、「正直、このままの状況だとしんどい」と感じる部分は多いという。

おとはさん:本来、女性の働き方やキャリアに正解はないと思うんです。
国が女性活躍を推進していることもあって頑張る女性が美化されることも多いけど、「バリバリ働くことが素晴らしい」といった風潮になりすぎるのも、私はあまり好きではなくて。

自分の軸があれば、キャリア志向じゃなくてもいいし、「推し活のために働く」とか、「私はゆるく最低限で」とかも全然アリですよね
(写真:渡辺美知子)
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