アイドル辞め"キャリコン"に転身「彼女」の選択肢 元「フィロソフィーのダンス」十束おとはが語る

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「本当は別にやりたいことがあるけど、今までのキャリアを捨てる勇気が出ない」

「転職をしたいけど、将来仕事と子育てを両立するのであれば、今の会社で働き続けた方がいいかもしれない」

そんな考え方から、自分の望む生き方に二の足を踏んでしまう人もいる。そんな人に、おとはさんは「諦めないでほしい」と力強いメッセージを送った。

「諦める」以外の方法で、まずは一歩を踏み出す

おとはさん:「諦める」という言葉があまり出てきてほしくないんです。

人生はタイミング次第。大きな一歩が難しければ小さな一歩を。大きく踏み出せそうなら踏み出してみて、合わなかったら辞めてもいい。ひとまず相談してみて、自分に合っている道を選ぶ方法もあると思います。

「諦める」以外の方法で、ライフスタイルに合わせたキャリア形成がきっとできるはずです!
(写真:渡辺美知子)

培ってきたキャリアをいったんリセットして、前に進んだおとはさん。自分のことを「実験台」と言い、サンプルとして見てほしいとほほ笑む。

おとはさん:私もいろいろなことを辞めてここまで来ました。

私が挑戦してみてダメだったら「ダメだなー」と思ってくれていいし、成功したら参考にしてもらえればいい。「こういう生き方もあるんだな」と思っていただけたらうれしいです。

回り道をしたとしても、最終的にたどり着けばいいじゃないですか。
十束 おとは(とつか・おとは)さん
アイドルグループ「フィロソフィーのダンス」を2022年11月に卒業。現在は、エンタメ企業のeスポーツ事業の裏方スタッフとして従事しながら、ゲーマータレント、MC、ライターとして活動中。キャリアコンサルタント、メンタル心理カウンセラー、メンタルヘルス・マネジメント検定を取得。今後は資格を生かして、若者や女性のキャリア支援に力を注いでいく。多くの働く女性からの質問が寄せられるポッドキャスト「十束おとはのハピゆる‐明日がもっとハッピーになるゆるゆる相談室‐」は毎週木曜日更新■XInstagram

取材・文・編集/石本真樹(編集部) 撮影/渡辺美知子

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『Woman type』編集部

「Woman type」は、キャリアデザインセンターが運営する情報サイト。「キャリア」と「食」をテーマに、働く女性の“これから”をもっと楽しくするための毎日のちょっとしたチャレンジをプロデュースしている。

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