家庭の事情で一度夢を諦める
今回お話を伺った石橋さんは、幼いころから音楽が好きで、東京藝術大学に入って音楽の仕事に就くことを夢見ていました。
ところが現役では合格を掴むことができませんでした。さらに家庭の事情で一度は夢を諦めたものの、再び夢に向かって挑戦することを決意。3浪で東京藝術大学の音楽学部器楽科打楽器専攻に合格しました。
そんな石橋さんが浪人で得たこととは何だったのでしょうか。
大阪で生まれた石橋さんは、小学校3年生のときに父親の転勤で神奈川県横浜市に引っ越しました。
「子どものころは、かなりのんびりした子どもでした。3月生まれなので、同じ学年のみんなと比べると小さかったです。ピアノに興味があったので習わせてもらったのですが、周りの子どもたちよりも楽譜を覚えるのが遅くて、先生からは簡単な教材しか渡してもらえなかったですね」


















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