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謝ることを負けと考えてしまう人がおちいる悲劇 「日本人はすぐに謝る」は過去のこと

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  • 林 健太郎 リーダー育成家 合同会社ナンバーツー エグゼクティブ・コーチ
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「日本人は、自分の意見がない」

これも、長らく海外の人からそう思われ、また日本人自身も自覚してきたことですが、グローバル化が進み、さらにSNSが私たちの日常の一部になっていったこの十数年で、日本人の「自己主張のスキル」は格段にレベルアップしています。

とてもすばらしいことですが、その結果、日本の社会には、あちこちで対立の構図が生まれるようになりました。

インターネットの世界は、その最たるものです。自分の正しさを主張して反対の意見を全力でつぶしあい、炎上騒ぎも日常茶飯事。はやりの「はい、論破」というフレーズを、子どもたちまでがおもしろがって使っています。

これは、自己主張のスキルだけが発達して、相手とぎくしゃくしたときの「関係修復のスキル」が追いついていないことを意味しています。

アメリカ人がエレベーターで笑顔を見せる理由

たしかに、アメリカには「簡単に謝ってはいけない」文化がありますが、実は、それを補うコミュニケーションの技術もたくさんあります。それらを、自己主張のスキルとセットで身につけていくのです。

たとえば、エレベーターで他人と乗りあわせたとき、彼らは必ずニコッと小さく笑顔を見せます。あれは「私は危険人物ではない」というメッセージです。

少し一般化しすぎかもしれませんが、狩猟民族の子孫である彼らは「武装」が通常モードというか、彼らの生き方の根底には「自分の行動で領土や権利を獲得してきた」という強い思いがあるように思います。

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