ホンダは東京モーターショーで世界初の7モデル公開、軽自販売は来年倍増を公言
ホンダは12月3日から東京ビッグサイトで一般公開される東京モーターショーに、世界初公開となる次世代電動モビリティーコンセプトを7モデル(4輪と2輪の合計)出展する。
「マイクロコミューターコンセプト」は、わずか全長2・5mに3人乗車が可能な電気自動車(EV)。この狭い空間に、今回同時に発表した2輪EV「モーターコンポ」を搭載することも可能で、都市における短距離移動の新たな形を提案する。
マイクロコミューターコンセプト
モーターコンポ
スポーツEV「EV−STER」は後輪駆動の2シーター。カーボン素材の採用による軽量化で、高い走行性能と約160キロメートルという航続可能距離を両立した。
EV−STER
また、12月16日に発売を予定している新型軽自動車「N−BOX」も公開する。これまで軽自動車で苦戦が続いてきたホンダが巻き返しを期して、エンジンやトランスミッションなどすべて新開発した戦略車だ。同車は軽自動車ながら自転車の搭載も可能な広い室内空間が最大の特長。来年投入する2つのコンセプトモデルも合わせて公開した。
N−BOX
峯川尚・日本営業本部長は、プレスブリーフィングで軽自動車販売について「2012年には今年の倍となる28万台の販売を目指す」と公言、ホンダとして軽再強化の意志を改めて示した。
(並木厚憲 撮影:尾形文繁 =東洋経済オンライン)
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