日本語の難問 宮腰賢著

拡大
縮小
日本語の難問 宮腰賢著

もともとは韓国で日本語を学ぶ学生から集められた難問だそうだ。たとえば接頭語「お」「ご」「み」の使い分け。「お」は「お名前、お住まい」というように和語につき、「ご」は「ご氏名、ご住居」というように漢語につくもので、「み」は「御仏」「御代」「御子」など神仏と天皇にかかわる語だけに使う。こうした違いを正確に理解している日本人は、案外少ないのではないだろうか。

なぜ「食べる」の尊敬語は「召し上がる」で、「お食べになる」とは言わないのか。「さて」と「ところで」の使い分け、「どうかよろしく」と「どうぞよろしく」の違いなど、辞書の編者としても知られる専門家が、日本人にも難しい日本語の謎を解き明かす。

宝島社新書 735円

  

関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
ヤマト、EC宅配増でも連続減益の悩ましい事情
ヤマト、EC宅配増でも連続減益の悩ましい事情
倒産急増か「外食ゾンビ企業」がついに迎える危機
倒産急増か「外食ゾンビ企業」がついに迎える危機
日本の「パワー半導体」に一石投じる新会社の誕生
日本の「パワー半導体」に一石投じる新会社の誕生
伊藤忠が「8時前出社」導入で出生率急上昇のナゼ
伊藤忠が「8時前出社」導入で出生率急上昇のナゼ
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
  • 新刊
  • ランキング
東洋経済education×ICT