ただし岸田氏は、来月には自民党総裁として丸3年の任期を終えて、首相の座を降りる。
バイデン氏もまた、すでに「レームダック大統領」の立場である。日米関係における「岸田=バイデン時代」は間もなく終わりを告げる。次のチャプターを担うのは、アメリカ側はトランプ氏か、それともハリス氏か。そして日本側は……、いやもうまったく見当がつかない。
「岸田=バイデン最後の首脳会談」をやらせてあげたい
岸田氏とバイデン氏、いずれも政策的にもそれほど間違っていたとは思われない。しかし支持率は低迷し、ともに再選の機会を逃すこととなった。これは世界的な現象であるけれども、インフレ時代の民主主義国の政治家はやはりツラいのだ。
自民党総裁選挙の日程はまだ確定していない。「9月中旬に実施して、直後に臨時国会を開いて首班指名を行い、国連総会には新首相が出席すべし」との意見もあるらしい。
だが普通に総裁選は9月末に実施することにして、国連総会には岸田さんに行ってもらい、バイデンさんとの間で「最後の日米首脳会談」をやらせてあげればいいのになあ、と筆者は考えている(本編はここで終了です。この後は競馬好きの筆者が週末のレースを予想するコーナーです。あらかじめご了承ください)。
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