「岸田&バイデン時代」の後に何がやってくるのか 日米関係史の中で「特筆すべき3年間」が終わる

✎ 1〜 ✎ 232 ✎ 233 ✎ 234 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

ただし岸田氏は、来月には自民党総裁として丸3年の任期を終えて、首相の座を降りる。

バイデン氏もまた、すでに「レームダック大統領」の立場である。日米関係における「岸田=バイデン時代」は間もなく終わりを告げる。次のチャプターを担うのは、アメリカ側はトランプ氏か、それともハリス氏か。そして日本側は……、いやもうまったく見当がつかない。

「岸田=バイデン最後の首脳会談」をやらせてあげたい

岸田氏とバイデン氏、いずれも政策的にもそれほど間違っていたとは思われない。しかし支持率は低迷し、ともに再選の機会を逃すこととなった。これは世界的な現象であるけれども、インフレ時代の民主主義国の政治家はやはりツラいのだ。

自民党総裁選挙の日程はまだ確定していない。「9月中旬に実施して、直後に臨時国会を開いて首班指名を行い、国連総会には新首相が出席すべし」との意見もあるらしい。

だが普通に総裁選は9月末に実施することにして、国連総会には岸田さんに行ってもらい、バイデンさんとの間で「最後の日米首脳会談」をやらせてあげればいいのになあ、と筆者は考えている(本編はここで終了です。この後は競馬好きの筆者が週末のレースを予想するコーナーです。あらかじめご了承ください)。

関連記事
トピックボードAD
マーケットの人気記事