消費者庁が激オコ「激安居酒屋チェーン」の実態 名物皮串は50円(55円)から、「新時代」とは?
「いかがわしさ」と「正しさ」のバランスをどう取るか
とはいえ、今回の件に話を戻すならば、景品表示法違反は明確にNGである。それは揺るがない事実だ。
しかし、「新時代」自体、ある種、そうしたグレーゾーンの立ち位置にある店なのだとすれば、ある意味、今回の違反もまた、一つの「新時代」のブランディングになるかもしれない(事実、内税でも外税でもかなりお得に感じるのは変わらない)。
ただし、この戦略は諸刃の刃でもある。やりすぎれば、過去のコロナ禍出店も悪すぎる印象になってしまうし、客足減少につながる。
「適度に猥雑」で「いかがわしさ」のある空間をうまく作ることができれば、現代において大きな強みになるだろう。こうしたバランスの良い空間を作っていってほしい、とニュースを見ながら、私は思うのだ。
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