現場が大混乱「大人数のマネジメント」のNG行為 チーム全員の声を適度に拾うにはどうする?

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逆に指示内容と違うことを現場のメンバーが言っていたら、どこかで指示の内容が変わってしまっていることがわかるわけです。

現場の状況に応じて、サブリーダーの今後の指導につなげることもできるでしょう。

サブリーダーを飛ばした直接対話は控えめに

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繰り返しになりますが、こうした限定的な方法以外では、サブリーダーの頭越しでの直接対話は控え目にすることを意識しましょう。

リーダーが直属のメンバーを飛ばして指示をしてしまうと、サブリーダーの仕事を奪うことになります。指示系統も混乱しますし、サブリーダーやメンバーからの信頼も失いかねません。

自ら動かなければならない、という思い込みがあると、ついつい過剰な直接対話をしがちですから、気をつけてください。

五十嵐 剛 株式会社リーダーズクリエイティブラボ 代表、いきいきチーム創り仕掛け人

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いがらし つよし / Tsuyoshi Igarashi

長野県東御市出身。大学卒業後、長野市にあるNECのグループ会社に就職。いくつかの製造業ユーザーを担当後、NEC本社に逆出向。2007年には日本の総人口の2割相当が利用する某公共機関の大規模システムの改変を担当。当時の小泉総理にも直接、システムの紹介をする。2001年、2009年、2015年、2016年に社長賞を受賞。2023年にNECを定年退職、株式会社リーダーズクリエイティブラボの代表取締役CEOに就任。チームを自律に導くリーダーの育成や、結果を出すチームビルディングについて支援している。

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