ゲーム感覚で仕事を楽しめる人が成果を出す理屈 「もっとやりたい」と脳が自然にやる気を起こす
私が今まで聞いた中でいちばんユニークだと感じたゲーミフィケーションは、「後ろ向きに歩く」というものです。ある著名なクリエイターのNさんは、
「考え方がマンネリになることを避けたい」
「斬新な発想をずっと『続けられる』ようになりたい」
という思いから、「最寄り駅から自宅まで後ろ向きで歩く」ことを、自分に課していました。よくよく聞いてみると、Nさんのお住まいは都会の超繁華街。自宅にたどりつくまでに多くの通行人にからまれ、毎回大変だったそうです。
「後ろ向き」に歩くと「前向き」になる⁉
しかしNさんは、それぐらいの変化をつける道をあえて選び、生きていた。おかげで、世の中の誰もが知るようなヒット商品を、今なお世に送り続けられています。
業界の内外で“天才”、“異能の人”と称され、華麗なる経歴を誇るNさんですが、そんな方でもゲーミフィケーションを積極的に行い、斬新な発想を「続ける」トレーニングを地道に積んでいたのです。
後ろ向きに歩く過程では、通行人にからまれる、という身の危険に遭いつつも、多くの発見や気づきがあったでしょう。そのたびに、Nさんの脳内では、おびただしい量のドーパミンが分泌されていたはずです。
才能や環境に甘んじず、ドーパミン・コントロールを積み重ねる。そんなNさんの生き方からは、多くの学びがあります。(もちろん、都会で後ろ向きに歩くことは大変危険ですので、Nさんの真似はやめてください)
あなたが独自に素晴らしいゲーミフィケーションを編み出すことを願っています。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら