「シンプルな問題」「複雑な問題」の対処は難しくない
2025年の幕開け、近年のビジネス構造の複雑化は著しく、今年もこの傾向は加速するだろう。
本記事の前編(2025年「日本企業が直面する」3つの"本質的問題")では、日本企業が直面する問題は「3つのタイプ」に分類されると書いた。
「①シンプルな問題」に対処するには、理詰めで解決策を導き出す「論理思考」が有効であった。
問題が発生しているメカニズムを論理的に解明すれば、答えに辿り着くことができた。
しかし、「②複雑な問題」の場合は、さまざまな要因が複雑に絡み合っているので、理詰めだけではなかなか解決できないことも出てくる。
その際に有効なのは、問題発生のメカニズムや有効な解決策に対する仮説を立て、それを検証しながら対処する「仮説思考」だ。



















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