週刊東洋経済 最新号を読む(5/23号)
東洋経済オンラインとは
政治・経済・投資 #現場力を鍛える&新しい現場力

2025年「2つの思考法」が"問題解決できる人"の鍵 論理思考、仮説思考「以外に」大事な考え方は?

6分で読める
  • 遠藤 功 シナ・コーポレーション代表取締役
2/4 PAGES
3/4 PAGES

「まずやってみる」「まず動いてみる」という行動重視の姿勢、フットワークのよさが多くのイノベーションにつながっている。

「完璧性の追求」は日本企業の大問題のひとつ

もちろん、「デザイン思考」も完璧なものではない。「目先のアイデアばかりにとらわれている」「非現実的で根拠のない提案にとどまっている」などの批判もある。

しかし、それでも「デザイン思考」的発想の導入は、日本企業が再生を果たすためには欠かせないと私は考える。

日本企業が「失われた30年」において勢いをなくし、イノベーションを起こすことができなかったひとつの理由は、「完璧性の追求」にある。

マサチューセッツ工科大学のマイケル・クスマノ教授は、「日本はソフトウェアを製造業として捉えてしまった」と指摘する。

2.アジャイル思考

そうした過ちを繰り返さないためには、「アジャイル思考」を身につける必要がある。

「アジャイル思考」とは「小さな単位で修正を繰り返しながら、完成度を高めていく考え方」だ。

「アジャイル」とは「事前に詳細に計画を立てるのではなく、短いスパンで実装とテストを繰り返しながら完成を目指す」というソフトウェア開発手法を指す。

そして、この考え方の有効性は、システム開発だけにとどまらない。

不確実性の高い経営環境においては、イノベーションや商品開発、業務改革など経営のあらゆる局面において、「アジャイル思考」が求められている。

次ページが続きます:
【いい意味での「いい加減さ」を日本企業は失っていた】

4/4 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

政治・経済・投資

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象