不動産市場では、情報の多くを業界・業者側が握っている。
一生に1度か2度しか家を買わない消費者が、公平な立場に立つことはない。
不動産売買において「消費者はカモである」くらいに思っておいたほうがよい。
相手の話を鵜呑みにするのでなく、最低限の知識と時代に合わせた正しい価値観を身につけ、自分の頭で考えることが大切だ。
(ただし、消費者がプロ並みの知識をつけようとすればうまくいくのかといえば、そういうわけでもない。政府や業界が用意した、彼らにとって都合のよいシナリオを覚え込まされる可能性もあるからだ)
「古臭い知識や価値観」なら、ないほうがマシ
さて、結果はいかがだっただろうか?
8割以上正解できたという人もいれば、正解率が5割以下という人もいるかもしれない。また、不動産のことはよくわからない、という人もいるだろう。
しかし、誤答が多くても心配することはない。
ひとつ言えることは、これまで「正しい」とされてきた不動産の常識は、役に立たないものがどんどん増えていく。
むしろ、よけいな知識があるほうが邪魔かもしれない。
「古い思い込み」を引きずるよりも、何も知らないまっさらな状態で、変化する時代の新しい常識・価値観を身につけるほうが、これからの「勝ち組」になれるかもしれない。
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