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絶好調!半導体エヌビディアのすごみと"死角" 大口客GAFAMが半導体を内製化したらどうなる

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『半導体 覇権』特集バナー
時価総額は一時、世界トップに

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半導体業界がざわついている。震源地は時価総額で一時、世界一となったアメリカのエヌビディアだ。AI半導体ブームに乗って急成長し、マイクロソフトなどGAFAMも一目置く。「半導体 覇権」特集では、エヌビディアの強みと死角、そして巻き返しを図る日本勢の今をリポートする。
【配信スケジュール】
7月24日(水)

いよいよ上場「キオクシア」が直面する2つの難題
7月25日(木)
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まるでロックスターである。向かった先では、一目見ようと押しかけた人たちで大混雑。至る所に本人のサインがあり、それを写真に収める人々──。

6月に台湾・台北で行われた「COMPUTEX(コンピュテックス)」。約8.5万人が訪れた大規模なコンピューター国際見本市だ。AMDやインテル、クアルコムといった、米大手半導体メーカーのCEOたちが一堂に会したビッグイベントにあって、エヌビディア、そして同社のジェンスン・フアンCEOの存在はひときわ目立っていた。

時価総額は一時世界トップに

それもそのはず。6月に同社の時価総額は約3.3兆ドル(約526兆円)となり、米アップルや米マイクロソフトを抜き、一時世界トップに躍り出た。トレードマークの黒い革ジャンを身にまとった同社創業者のフアンCEOはまさにAI(人工知能)時代の寵児なのだ。

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