自社製の半導体開発に乗り出したARMについて「サムスンの鐵を踏む」と警鐘を鳴らし、アンデスは商機を見いだしている。
独自半導体の性能はGPUに匹敵
――メタによる独自AI半導体の開発において、アンデスはどのような役割を担っていますか。
あなたがもしフェイスブックかインスタグラムのユーザーなら、アンデスの技術を間違いなく使っていると断言できる。私たちはメタのAI半導体のすべてを作っているわけではないが、かなり重要な部分を担っている。
メタは処理能力や消費電力などの面でAIサーバーへの負荷が高まったことから、従来採用していたCPU(中央演算処理装置)ではなく、独自のAIアクセラレータ(AIの計算処理を高速化するための半導体)を開発することにしたそうだ。
「MTIA(Meta Training and Inference Accelerator)」と名付けられたこの独自半導体の開発に、アンデスは2019年というプロジェクト早期から関わっている。



















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