現状、世界の半導体産業は米国や台湾・韓国が席巻する。劣勢を挽回しようと、日本は巨額支援で国内の生産拠点構築に乗り出した。

1990年代、半導体の主役は、CPUを独占した米インテルだった(写真:時事)
半導体業界がざわついている。震源地は時価総額で一時、世界一となったアメリカのエヌビディアだ。AI半導体ブームに乗って急成長し、マイクロソフトなどGAFAMも一目置く。「半導体 覇権」特集では、エヌビディアの強みと死角、そして巻き返しを図る日本勢の今をリポートする。
1. 世界では米国や台湾・韓国が成長を牽引する
2. エヌビディアがインテルに肉薄した
トピックボードAD
有料会員限定記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら