SNSで目立つ写真の「7つのルール」色と被写体編 写真を撮りまくって「勝ち筋」を見つけよう!

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
❻制作者・❼これらの要素が二つ以上組み合わさっている

最後にお伝えする究極の印象、それは、「その人の人間性が出ているもの」です。「らしさ」ももちろんそうですし、「くせ」とか、「タッチ」、「その人にしかできない技術」などもそれに該当します。

ここでは拙著の挿絵を担当してくださる三好さんのタッチに注目します。とても柔らかくふわふわっとしているようでしっかりと存在感があり、心の中にすうーっと染み込むような魅力があります。

(写真:『SNS×DESIGN 22の法則 未来を創る 私のブランドポートフォリオ』より)

写真でもイラストでも、やはり「極めている人」の作品はひと目でわかります。自身の投稿の質やアクセスを上げる手段として、そういった素晴らしい投稿を公開されているアーティストやプロをフォローして、良い作品を日頃から見るというのも「目を肥やす」という意味で有効な手段です。

インプレッションを上げたい人は

SNS×DESIGN 22の法則 未来を創る 私のブランドポートフォリオ
『SNS×DESIGN 22の法則 未来を創る 私のブランドポートフォリオ』(ソシム)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

こういった作品の「レベル」を上げる方法として、デザイン学生さんであれば、デッサンや塑像、色彩構成をお勧めしますが、ビジネスパーソンであればまずはダッシュボードで数字を見ることをお勧めします。そして、自分の中でどの投稿に反応が多かったかなど、ぜひ、自身の「勝ち筋」を探してください。

また気になった「カメラ」を買ってみて、写真を撮りまくるのもお勧めです。データを見ることと写真を撮りまくることは逆ベクトルのようにも思えますが、自分自身を知るという意味では同じです。

あなたらしさやあなたの強みをまずは自分で理解するということが、未来への投資になります。

ウジ トモコ 戦略デザインコンサルタント、アートディレクター

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

Tomoko Uji

多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業後、広告代理店および制作会社にて三菱電機、日清食品、服部セイコーなど大手企業のクリエイティブを担当。1994年ウジパブリシティー設立。デザインを経営戦略としてとらえ、採用、販促、ブランディングなどで飛躍的な効果を上げる「視覚マーケティング」の提唱者でもある。ノンデザイナー向けデザインセミナーも多数開催。「かごしまデザインアワード」審査員。「やまぐちハイスクールブランドプロジェクト」チーフディレクター。現在、島おこし(地方創生)プロジェクト参画を機に、壱岐島と東京の二拠点で活躍。著書に『デザイン力の基本』(日本実業出版社)など多数。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事