元109店員で週刊誌記者が実践する距離の詰め方 聞いてないのに相手が話す"ずるい"テクニック
この「ファン代表になりきる」というのも大事です。相手を「好き」という気持ちや「知りたい」という気持ちを込めると、相手に思いは伝わります。すると、「こんなに思ってくれている人のことを無下にはできない……」と相手も感じてくれる気がしています。
このときは、ポジティブ予想クエスチョンとセットで、趣味の話を楽しくしゃべってもらったのも良かったのでしょう。
後日、その男性アイドルが出演したラジオ番組で、「記者が来て一生懸命いろいろ聞いてくるから、つい話をしちゃったんだよね」と語っていたらしく、「山田さんのことだよね」と職場の人に教えてもらったときは、すごく嬉しかったですね。
普段の会話でも、「ポジクエ」を意識すると相手がつい本音を語ってくれることがあるので、ポジティブな予想をする習慣を身につけると役に立ちます。
「あれ?」と気づいた変化は即伝える
髪型が変わったり、いつもと洋服の雰囲気が違ったり、体調が悪そうだったり、ケガをしていたり……。
相手の変化に気がついて「あれ?」と思ったら、すぐ口に出して伝えていますか?
気になった変化について即伝えると、「私はあなたに興味関心がありますよ!」というプラスの意思表示にもつながります。
「いつもと違う雰囲気のワンピース、素敵ですね! どこか行かれるんですか?」
「実はこれから初デートなんです」
こんなやりとりも109の頃はよくありました。
そこから話が広がると、次のデートのシチュエーションにぴったりなお洋服もオススメできます。
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