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紅麹で健康被害「小林製薬」見せかけの企業改革 「ガバナンスの優等生」は形だけだったのか

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業績面では26期連続の最高純益、25期連続の増配を続ける。ニッチながらシェアの高い独自商品で高収益につなげるビジネスモデル。「チャレンジングな社風で次々に目新しい商品を開発している。その過程で壁にぶつかったのではないか」(卸売業幹部)。

社外取締役にはそうそうたる顔ぶれ

小林製薬はコーポレートガバナンスの面でも優等生といわれてきた。早くから社外取締役を導入、メンバーには日本企業の企業価値向上の必要性を訴えたガバナンスの専門家である伊藤邦雄氏をはじめ、そうそうたる顔ぶれがそろう。

小林製薬が最初に症例報告を受けたのは1月15日。社長には2月6日に報告された。さらに社外取締役に事態の概要が伝わったのは、3月20日の夜だった。このままでは形だけのガバナンスと言われても仕方あるまい。

小林製薬にいま求められているのは、積極的な情報開示など、消費者の生命・健康を最優先に能動的に行動することだろう。今後の対応で自浄能力を示せるかが問われている。

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