グッと我慢!子どもにやりがちな「ついつい」5つ 子どもに手を出しすぎるとなぜいけないの?

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子どものチャンスを奪う5つの「ついつい」
(出所:『世界一やさしい おうちゆるモンテッソーリ』)

そもそも親というものは、本能的にわが子に「ついつい」手を出したくなるものです。手を出すこと自体が悪いのではなく、ついつい出しすぎるのが問題なのです。

よかれと思ってしたことが逆効果になることも

子どもに手をかける親は一見いい親に見えますが、それが行きすぎると、たとえば子どもが無気力になったり、大人の顔色を伺ったり、自己主張ができなくなるなど、ネグレクトを受けて育った子どもと同じ行動が見られると言われています。

世界一やさしい おうちゆるモンテッソーリ
『世界一やさしい おうちゆるモンテッソーリ』(実務教育出版)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

わが子のためによかれと思ってしたことが、逆効果になってしまうこともあるのです。

だからときどき、「ついつい育児チェック」! そして「自分は自分の人生を楽しんでいる姿を子どもに見せているか?」を振り返ってみてください。

そうすることで、日々クセになりがちな「ついつい」をリセットすることができます。子育ては、ある日突然ガラッと変わることはありません。

おうちモンテのスモールステップと思って、大人もちょっとした気づきを重ねていってみてくださいね

【次の記事】「10秒」待って子どもに声をかけたら変わること

親がかかわれる時間は実は少ない
(出所:『世界一やさしい おうちゆるモンテッソーリ』)
【イラスト】「モンテ流・大人の心得12か条」など(8枚)
菅原 陵子 モンテッソーリ・ホームレッスン代表

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すがわら りょうこ / Ryoko Sugawara

モンテッソーリ教師、カウンセラーで2児の母。出版社の編集者として子育てをする中で、モンテッソーリ教育を学ぶ。家での実践は先生との学びとは異なることから、ロジックと対話、心を扱う「子育て心理学」を組み合わせた「親が365日おうちで使える」モンテッソーリを伝えている。

著者に『世界一やさしいおうちゆるモンテッソーリ』(実務教育出版)がある。

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