親の方から熱心になにかを教えたり、してあげることは一見「いい親」に思えますが、それはときに子どもを「見下している」のと同じ意味になってしまうことがあります。
そして、子育てにおいて親が過剰に「サービス」しすぎると、「やり⽅を知らないからできるようになりたい、知りたい」と思っている子どもの向上心を奪うことになります。
⼦どもの⼈⽣において、主役はその⼦⾃⾝。まして、子どもは自分で育つ力を持っています。だからこそ、⼤⼈のかかわりはシンプルな方がうまくいくのです。
⾃分で育つ⼒があるから「やりたい・できるようになりたい」と思う。子どもを「プライド」を持った一人の「⼈」として見る。それが、モンテッソーリ教育の基本スタンスです。
100年受け継がれるモンテ流「大人の心得」
子どもを大人と同じ⼀⼈の尊厳ある⼈として接するために、モンテッソーリ教育には「⼤⼈の⼼得12か条」という⾏動指針があります。
この教えをひとことで言えば、「子どもに対して模範的な⼤⼈であれ」ということ。
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