チラーを装置につなぐと、液体が配管を循環し、マイナス数十度の冷たさを維持できる。急激な負荷が生じた際も、SMC製品は±0.1度に影響を抑える。同社のグローバル推進部でチラーを担当する市瀬仁課長は「以前の業界水準は±1度だったが、当社が塗り替えた」と胸を張る。
冷却能力を上げるには、出力も高めねばならない。普通に考えれば、機械は大きくなり、必要な電気量も増える。ただ、空圧機器の製造を本業とするSMCにとって、装置の効率的な制御は得意分野。独自のノウハウを基に、競合他社の製品と比べて半分以下の消費電力、約20%の省スペースを実現した。
高田社長は説明会でこう意気込んだ。「サムスンからも⾔われたが、1つのファブ(工場)を造るとソウル市内と同じような電⼒消費量になる。電⼒を削減できるものはいかなることでも実施したいというお話があり、そういうところをSMCがヘルプする形で伸ばしていきたい」。
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