高齢になり「介護や支援が必要になったら、誰に相談すればいいのかわからない」という不安を抱えている人も多いのではないでしょうか。
不安を感じたら、迷わず「地域包括支援センター」に相談
そんなときは、まず「地域包括支援センター」に相談しましょう。
地域包括支援センターは、全国各地に設置されており(おおむね中学校区域に1つ程度)、介護・医療・保健・福祉など、高齢者にとっての総合相談窓口となる機関、いわばよろず相談所のようなものです。
介護については社会福祉士、保健師、ケアマネージャーなどの専門家が相談にのってくれ、財産管理については、以前の記事(「認知症」で銀行口座凍結!やれば安心の準備は?)で解説した「代理人制度の利用」を支援したり、税理士、司法書士、行政書士などの専門家につないでくれたりします。
老後は誰にも訪れるものです。
Cさん夫婦、Dさん夫婦のようなケースは、決して他人事ではありません。
準備をしないまま認知機能が衰えてしまうと、さまざまな社会的手続きや福祉への連携などができなくなります。
とくに子どものいない人、子どもと疎遠になっている人は、具体的な困りごとにうまく対応できないことがあります。
今日はこれからの人生の中で一番若い日です。
老後準備、終活を前向きにとらえて、行動に移してもらいたいと思います。
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