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キャリア・教育 #「おふたりさまの老後」は準備が10割

"裕福な高齢者"も「いつの間にかゴミ屋敷」の現実 「お金はあったのに…」防ぐには、どうする?

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  • 松尾 拓也 行政書士、ファイナンシャル・プランナー、相続と供養に精通する終活の専門家
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Cさん夫婦には子どもがいませんでした。

以前の記事で紹介したように、子どものいない夫婦の場合、夫のCさんが亡くなると、妻だけでなく、夫側の兄弟姉妹(甥姪)などが相続人になるケースがあります。

調べてみると、やはり亡くなったCさんには妻以外の相続人がいました。

長い間行き来がなかったようで、手紙を出しましたが返事がありません。

最終的には私が相続人を訪ねて事情を説明し、財産を受け取るか否かの判断をしてもらうというやりとりが必要でした。

子どもがいないCさん夫婦は、どうすればよかったのか?

現在、Cさんの妻は高齢者施設に入所し、清潔な環境で健康的な暮らしをしています。

Cさん夫婦が元気なうちに準備をして高齢者施設に入所していれば、ゴミ屋敷で暮らすこともなく、質の高い暮らしができたはずです。

また、Cさんが遺言書を残しておけば、面倒な手続きなしにスムーズな相続ができたはずです。

準備不足のまま高齢者になり、加齢が進んで心身ともに衰えていった結果、Cさんは人生の最後をゴミ屋敷で暮らすことになってしまったのです。

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【情報は集めたが、行動に移していなかったDさん夫婦】

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