「数に強い人」「弱い人」を一瞬で見抜く算数クイズ 面倒くさい計算は「発想の転換」でスキップする
これと同じことが、時間でも言えます。1年は春夏秋冬の4つの季節に分割されていますが、これは1年が12カ月だからです。1年が10カ月だったら、もしかしたら四季はなかったかもしれないわけです。
「多くの数で割り切れる」というのは、さまざまなメリットがあるのです。だからこそ12という数は多くの場所で多用されていると考えられます。
数に強い人ほど「数に関する感度」が高い
同じことが、他のいろんな数字に対しても言えるでしょう。
1時間は60分ですが、60という数字を聞いて「ああ、2でも3でも4でも5でも6でも割れる数だ」と考えることができる人もいるでしょう。
1周は360度で示せるわけですが、これも60と同様にいろんな数で割ることができます。
逆に、13という数字はとても不吉な数だと言われていますが、13は素数であり、割り切ることができません。12だったら先ほども言った通りいろんな数で割り切れるわけですが、そこに「+1」が入ったことで、割り切ることができなくなっている状態です。
確かにそうすると、「不吉」と言われる理由もなんとなく見えてくる気がしますよね。
「数に強い人」というのは、このような数に対する感度が高い人だと言えるかもしれません。数字を見て、「この数はこれで割り切れるな」とか「こういうふうに置き換えられるな」という発想を持つことができると、「数に強い人」になれるかもしれません。
みなさんも、普段生きている中で見えてくる数字としっかりと向き合ってみてはいかがでしょうか?
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