実は「ポイ捨て」しまくっていたキャベツの栄養 科学で解明「芯はおいしくない」と思うなかれ
キャベツの消化パワーは生の状態で活性化しますが、70℃で失活してしまうため、加熱はしないほうが◎。また、刻むほど消化率はUP! 食べるときに脂質があると消化酵素が高くなります。おすすめは、マヨネーズ。卵を使ったものなら3倍、大豆でも2倍以上アップ。
![調理による消化酵素の活性化](https://tk.ismcdn.jp/mwimgs/5/b/570/img_5bfc8398c2320c1a22c92f632cae75ce433858.jpg)
キャベツなどアブラナ科の野菜には「スルフォラファン」というファイトケミカルが含まれています。ブロッコリーなどに多く含まれる成分で、有害物質を解毒し、抗酸化力を高める役割があり、がん予防効果が期待できる体の強い味方。
![キャベツは細かく切るとよい](https://tk.ismcdn.jp/mwimgs/b/8/570/img_b8a2ee09bc5c1df3127192aba261b799717670.jpg)
スルフォラファンはグルコシノレートという成分が切断されることで酵素と混じり合い活性します。消化酵素だけでなく、抗酸化成分をしっかり摂るためにも、やはり細かく切るのがおすすめです。
ふんわりなら横・千切りシャキシャキなら縦に切る
ついなんとなくやってしまう千切りですが、切る方向によって食感が大きく変わります。
やわらかくふんわりと仕上げたいなら、葉脈に対して直角に切って繊維を断ちます。逆にシャキッとした食感にするなら葉脈と平行に。
![ふんわりした千切りの仕方](https://tk.ismcdn.jp/mwimgs/6/e/570/img_6ef7ee191b6a6546c2216aea4ad66d9a895425.jpg)
(1)ふんわりと仕上げるなら葉脈と垂直に切って、繊維を断ち切るような千切りに。やわらかい口当たりになり、甘みも感じやすくおいしくなります。
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