実は「ポイ捨て」しまくっていたキャベツの栄養 科学で解明「芯はおいしくない」と思うなかれ

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キャベツの主な栄養成分
キャベツの体にいいこと(出所:『完全版 その調理、9割の栄養捨ててます! 調理科学×栄養がとれる食べ方のコツ』)

もちろん、ビタミンCや体内の消化の過程でがん予防、抗酸化効果もあります。

キャベツサラダはできるだけ細かくカット

キャベツは、ブロッコリーや大根などと同じ「アブラナ科」。アブラナ科は消化を助け、潰瘍を防ぐ効果を持ちますが、キャベツは特にこの効果が高い野菜で、まさに「食べる胃腸薬」。

この働きは細かくすればするほど活性化し、切らない場合と比較すると18倍にもなります。胃が疲れていると感じた時に食べるなら、できるだけ細かく切るか、ジューサーなどですりつぶして、スムージーにするなど用途ごとに切り方を変えてみましょう。

たんぱく質を代謝する力は大根の3倍以上!

消化を助けてくれる野菜として有名なのは大根ですが、キャベツの消化・代謝活性は大根の3倍以上! 健康野菜として知られるブロッコリーと比較するとほぼ5倍。ビタミンUは胃を守る効果と併せて、弱った胃腸を助け、粘膜を修復してくれる力を持っているのです。

たんぱく質代謝活性
キャベツのパワー(出所:『完全版 その調理、9割の栄養捨ててます! 調理科学×栄養がとれる食べ方のコツ』)
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