「幼なじみ婚」に現代人が惹かれるのはナゼ? 増加傾向の背景にあるのは、SNSだけじゃない

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なので、時折、気持ちを解放して「感じる」を優位にする時間は大切。ここで「幼なじみ婚パートナー」の本領発揮です! 等身大の飾らない自分になることができ、より純粋性を感じる時間を持つことが、心の解放となり、大いにリラックス効果を生むのです。

もちろんその手段は趣味でもいいし、好きな人たちとのかかわりでもいい。とにかく「気持ち」が優位になるひとときが心に栄養をもたらします。特にプラスの気持ちもマイナスの気持ちも今よりストレートにやり取りをすることができた時代の友達とのかかわりが心のビタミン剤となるのは当然なのかもしれません。

人と深くかかわることの大切さに気付く

深い付き合いをしている人とは、「○○さんといると安心する」「○○さんには素直な気持ちを言える」といった感じで、信頼関係や安心感をもって自分の気持ちを素直に伝えることができます。

さらに、「昔こうだったよね。○○って、こういうところがあるよね」という具合に、幼なじみや旧友は、自分とは何者かを、より純粋な形でフィードバックしてもらえるありがたい存在でもあるのです。

仕事の人間関係にストレスを感じた時は、昔の友人に会ってみると、本来の自分を取り戻させてくれたり、さらには人と深く関わることの大切さの原点に気づかせてくれたりするかもしれませんね!

大野 萌子 日本メンタルアップ支援機構 代表理事

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おおの もえこ / Moeko Ohno

法政大学卒。一般社団法人日本メンタルアップ支援機構(メンタルアップマネージャ資格認定機関)代表理事、産業カウンセラー、2級キャリアコンサルティング技能士。企業内健康管理室カウンセラーとしての長年の現場経験を生かした、人間関係改善に必須のコミュニケーション、ストレスマネジメントなどの分野を得意とする。現在は防衛省、文部科学省などの官公庁をはじめ、大手企業、大学、医療機関などで年間120件以上の講演・研修を行い、机上の空論ではない「生きたメンタルヘルス対策」を提供している。著書に『よけいなひと言を好かれるセリフに変える言いかえ図鑑』(サンマーク出版)がある。

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