これらの機能的価値は、すべてAIやロボットで代替できるといえます。
AIやロボットでは代替できないもの
一方、情緒的価値とは、商品やサービスを使ったときに、人の感情に訴えかけてくる価値のこと。すなわち、価値観や考え方、時間の使い方、人との付き合い方など、人柄に関わる部分です。
人が持つ豊かな人間性や、感情、想像力、そして未来を描く力などが「この人と一緒にいたい」という感情をもたらします。
情緒的価値は、唯一無二の自分らしさを作るものであり、AIやロボットでは決して代替することができません。
優しさや愛情、楽しさ、温かさ、安心感、面白さなどを愛しく感じられるのは、そこに人の心を揺さぶる、人間ならではの情緒的価値があるからなのです。
AI時代を生き抜くために私たちに必要なのは、どうしたら自分の情緒的価値を高めることができるか、徹底的に考えることです。それは結果的に、自分のビジネスにおける価値を高めることにも直結します。
さらに、自分の情緒的価値を周囲に伝える努力も必要です。それは同レベルのスキルの人がひしめく集団で、自分が「群衆その1」から抜け出すきっかけにもなります。
未来を怖がっている場合ではありません。今からでも、やれることがあるのです。
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