2024年、Z世代に流行中の最新飲食店トレンド4つ 韓国コンビニ体験に、パーソナライズ推し活…

✎ 1〜 ✎ 13 ✎ 14 ✎ 15 ✎ 16
拡大
縮小
(撮影:今井康一)

次から次へと新しいコンセプトの飲食店が出ては消えていく昨今、2023年にZ世代に流行したのは、「面白接客」の飲食店でした。

美味しいだけ、美しいだけの料理はSNSにあふれすぎているため、人の目に止まりません。SNSでの反応を得ることを念頭に置いて投稿をするZ世代は、飲食店選びも常に新しい視点を探し続けています。そこで、「面白接客」の飲食店が注目されたのです。

例えば2023年4月、東京・原宿にオープンした「友達がやってるカフェ」は、店員が友達のような接客をするのがコンセプト。友達のバイト先に遊びに行くような感覚で気軽に行くことができ、緊張することなくコミュニケーションできる居心地の良さが話題です。

逆に、無愛想な接客がウリの「the LAZY HOUSE」(愛知・名古屋)や5日間の限定イベントで会話してはいけない「言葉のない喫茶店」(東京・原宿)なども人気が出ました。居酒屋チェーンの「それゆけ!鶏ヤロー!」では、店員が客にテキーラを噴射したり、ビンタをしたりするなど、破天荒で無礼な接客が話題となりました。

2024年、Z世代が注目する4つのトレンド

そんな「面白接客」が注目された2023年に対して、2024年もまた違うコンセプトの飲食店が注目されつつあります。今回は4つのトレンドをご紹介します。

次ページ「食事風景を真上から撮影」がTikTokで流行
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
【動物研究家】パンク町田に密着し、知られざる一面に迫る
【動物研究家】パンク町田に密着し、知られざる一面に迫る
作家・角田光代と考える、激動の時代に「物語」が果たす役割
作家・角田光代と考える、激動の時代に「物語」が果たす役割
作家・角田光代と考える、『源氏物語』が現代人に語りかけるもの
作家・角田光代と考える、『源氏物語』が現代人に語りかけるもの
広告収入減に株主の圧力増大、テレビ局が直面する生存競争
広告収入減に株主の圧力増大、テレビ局が直面する生存競争
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT