「トランプ有罪」判決は大統領選に何をもたらすか 「口止め料裁判」ですべての陪審員が有罪の評決

✎ 1〜 ✎ 222 ✎ 223 ✎ 224 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

ここから先はおなじみの競馬コーナーだ。

東京の府中競馬場を舞台とする5週連続G1レースは、6月2日の安田記念で幕を閉じた。その翌週のエプソムカップ(G3)を迎えると、「梅雨入りが近い」という季節感もあいまって、なんとなく疲れを感じる時期でもある。まあね、これで宝塚記念(23日)が終わると、いよいよ夏競馬ということで、また吹っ切れた気分になれるんだけどね。

エプソムカップの本命はヴェルトライゼンデ

さて、9日のエプソムカップは府中の芝1800メートルで行われる。別定戦だが難解なレースである。

筆者が狙いたいのは、格からいえばこのメンバーでは断然のヴェルトライゼンデだ。7歳馬であるし、昨年の大阪杯以来14カ月ぶりの出走なので、人気はいまひとつ。ただし使い減りしない丈夫さは、ステイゴールドの血統を受け継ぐ馬の特色でもある。1800メートルはこの馬にはやや短いように思えるけれども、ここで好成績を収めれば、年末の有馬記念でも好走してしまうんじゃないだろうか。

対抗にレーベンスティール、穴馬にトゥデイイズザデイ、あとはアルナシームとルージュリナージュが気になるところ。

ちなみに過去10年のデータを振り返ってみると、なぜか6~9番人気が【1、4、3、32】と好走している。10番人気以下は【0、0、1、19】なので無視できるが、「3連系馬券」でヒモ荒れを狙う際は、9番人気くらいまで幅広く手を出すヤクザな買い方をしてみるのも一案と言えよう。

※ 次回の筆者は小幡績・慶應義塾大学院教授で、掲載は6月15日(土)の予定です(当記事は「会社四季報オンライン」にも掲載しています)

かんべえ(吉崎 達彦) 双日総合研究所チーフエコノミスト

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

Kanbee

吉崎達彦/1960年富山県生まれ。双日総合研究所チーフエコノミスト。かんべえの名前で親しまれるエコノミストで、米国などを中心とする国際問題研究家でもある。一橋大学卒業後、日商岩井入社。米国ブルッキングス研究所客員研究員や、経済同友会代表幹事秘書・調査役などを経て2004年から現職。日銀第28代総裁の速水優氏の懐刀だったことは知る人ぞ知る事実。エコノミストとして活躍するかたわら、テレビ、ラジオのコメンテーターとしてわかりやすい解説には定評がある。また同氏のブログ「溜池通信」は連載500回を超え、米国や国際政治ウォッチャー、株式ストラテジストなども注目する人気サイト。著書に『溜池通信 いかにもこれが経済』(日本経済新聞出版社)、『アメリカの論理』(新潮新書)など多数。競馬での馬券戦略は、大枚をはたかず、本命から中穴を狙うのが基本。的中率はなかなかのもの。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
マーケットの人気記事