初めての「コンタクト選び」陥りやすい3つの失敗 眼科のお勧めを「鵜呑み」にしてはいけない

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眼科やお店が混んでいるときなど、プレッシャーを感じたり、専門家がお勧めするものだからと考えたりして、違和感を覚えたとしても、「これでいいです」と言ってしまいがちですが、ここは、少し待ってください。

視覚というとても重要な感覚に関わることですので、じっくりと選んだほうがいいですし、どう見えているのかを一番よく理解しているのはあなたです。

「どんな場面で、どれくらいつけるのか」を考えて

近視を矯正するためにコンタクトを買ったのに「逆に見えすぎて目が疲れる」「遠くまではっきり見えなくてもいい」など、人によって「見え方の好み」もあると思います。

『いつも使っているコンタクトレンズのことを、あなたはほとんど知らないかもしれない あなたの大切な目を守る40の方法』(アスコム)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

単純に視力検査の結果だけで選んでしまうと、遠くまでよく見えても手元が見えにくかったり、見えすぎて目が疲れ、頭痛がするなどの不調が現れたりすることがあります。

コンタクトを試着するときは、手元と遠くをしっかり見ながら、自分の見え方の好みを担当の方にしっかりと伝えましょう。

そして、3つ目はライフスタイルを考えずに選んでしまうこと。

たとえば、基本的に、2weekタイプより、1day タイプのほうがコストがかかりますが、普段はメガネでスポーツをするときだけコンタクトを使いたい人が2weekタイプを買った場合、使う頻度によっては無駄になってしまいます。

朝から晩までずっとコンタクトをつけていたい人、スポーツをするときにしかつけない人、夕方に運転しなければならない人……その人のライフスタイルによって、コンタクトの使用頻度も目的も変わってきます。

コンタクトを購入するときは、自分がどういったライフスタイルでどういう目的で使うのかを確認しておくことが大切です。

吉田 忠史 株式会社パレンテ代表取締役

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よしだ ただし / Tadashi Yoshida

1976年生まれ。愛知県出身。2011年に株式会社パレンテ 代表取締役就任。コンタクトレンズECサイト「レンズアップル」の運営、国内に3つのロジを開設することで、安心安全スピード配送を実現。2024年1月には延べ注文件数4,000万件に達するなど、多くの人たちにコンタクトレンズをお届けしてきた。自社ブランド「WAVE」では「“見える”をもっと楽しく。“見える”をもっと手軽に。」をコンセプトに、コンタクトの枠を越えた商品・サービスを展開し、視覚を通じて人生を豊かにすることに貢献。日本一コンタクトを愛し 日本一コンタクトを売りたい男として、YouTube「コンタクト社長よしだちゃんねる」を配信している。

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河内 敏 眼科医

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かわち さとし / Satoshi Kawachi

「しっかりとした説明で患者さんが納得するまで診察室を出さない!」をモットーに診療を続けるほか、コンタクトレンズの正しく安全な使用法を啓もうすべく、株式会社パレンテと組んでさまざまなプロジェクトを企画したり、ラジオパーソナリティやイベントでの講演も行ったりしている。

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