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ビジネス #地銀決算ランキング2024

最新決算で採点!地銀99行「衰退度」ランキング 「金利のある世界」をモノにできる銀行はどこだ

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金利上昇局面では、財務体力の差が収益力の差につながる
すぐそこまで近づいている「金利のある世界」。貸出金利の上昇などを通じて銀行の収益を上振れさせる一方、保有する国債価格の下落によって莫大な含み損を抱えることにもなりかねない。
最新の2024年3月期決算を基に地方銀行の業績や財務体力を採点し、さまざまな視点で地銀99行をランキングした。金利上昇を追い風に業績を伸ばす銀行、逆に窮地に陥りかねない銀行はどこか。その顔ぶれが明らかになる。

 10年以上にわたった金融緩和政策が、終わりを迎えつつある。日本銀行は3月にマイナス金利を解除。年内にもさらなる利上げに踏み切る公算が大きく、「金利のある世界」が近づいている。

金利上昇は銀行経営に追い風だと言われる。貸出金利や債券の利回りが上昇し、運用する収益が拡大するためだ。だが、メガバンクに比べて規模や経営体力に乏しい地方銀行は、利上げ局面でも予断を許さない。すでに保有している債券に含み損が発生しているほか、貸出先の中小企業が利上げに耐えられず経営が行き詰まれば貸し倒れにつながる。

肝心の貸出金利も、現時点では利上げの恩恵を満足に享受できていない。ある小規模地銀の幹部は「貸出金利の引き上げが、預金金利の上昇に追いつかない」と話す。日銀のマイナス金利解除を受けて、4月には全国の銀行が預金金利を一斉に引き上げた。一方、地銀の貸出金利は据え置かれているケースが多い。固定金利型や、横ばいを保つ短期プライムレート(短プラ)連動型が多いからだ。貸出金利の引き上げに手間取れば、利ザヤは潰れる一方だ。

金利上昇で広がる収益格差

では、金利のある世界を謳歌できる地銀と、そうでない地銀はどこか。東洋経済は全国の地銀99行の最新決算を集計。個別行ごとに経営体力の衰退度を分析し、ランキングを作成した。

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