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注目業界を徹底分析③ソニー&日立の「CF経営」 パナも三菱電機もキャッシュフロー目標を開示

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企業の稼ぐ力をダイレクトに示すキャッシュフローに投資家の関心が集まる。

電機4社の社名のパネル
(左上写真 撮影:尾形文繁、他は編集部撮影)

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「3年間累計の連結営業キャッシュフロー(CF)は、前中計の実績を大きく上回る、4.5兆円を見込む」──。

ソニーグループの十時裕樹社長CFOは、5月14日に開かれた2023年度の決算説明会に登壇し、2026年度まで3年間の中期経営計画を発表した。

大手企業を中心にCFの数値目標を掲げる動きが広がっている。電機業界も例外ではなく、ソニー、パナソニック ホールディングス、日立製作所、三菱電機がそれぞれ中計期間の累計値で目標を開示している。背景には、企業のCF見通しに対する株式市場の強い関心がある。

キャッシュフロー経営が浸透

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