企業の稼ぐ力をダイレクトに示すキャッシュフローに投資家の関心が集まる。
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(左上写真 撮影:尾形文繁、他は編集部撮影)
株式投資を始めた個人投資家にとって、最も必要なのは決算書を読むスキルである。それはビジネスパーソンも同じ。『週刊東洋経済』6月8日号の第1特集は「決算書で儲ける!」だ。
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『週刊東洋経済 2024年6/8号(決算書で儲ける!)[雑誌]』(東洋経済新報社)書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします。定期購読の申し込みはこちら
「3年間累計の連結営業キャッシュフロー(CF)は、前中計の実績を大きく上回る、4.5兆円を見込む」──。
ソニーグループの十時裕樹社長CFOは、5月14日に開かれた2023年度の決算説明会に登壇し、2026年度まで3年間の中期経営計画を発表した。
大手企業を中心にCFの数値目標を掲げる動きが広がっている。電機業界も例外ではなく、ソニー、パナソニック ホールディングス、日立製作所、三菱電機がそれぞれ中計期間の累計値で目標を開示している。背景には、企業のCF見通しに対する株式市場の強い関心がある。
キャッシュフロー経営が浸透
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