ポストコロナでも独り勝ちするファーストリテイリングを分析。

(写真:編集部撮影)
株式投資を始めた個人投資家にとって、最も必要なのは決算書を読むスキルである。それはビジネスパーソンも同じ。『週刊東洋経済』6月8日号の第1特集は「決算書で儲ける!」だ。

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アパレルをはじめとする小売業は、「商品を仕入れ、消費者に販売する」シンプルな商売モデルだ。
決算書においても、数値の増減を商品の動きに置き換えて見ることができるため、比較的読み解きやすい業界の1つといえるのではないだろうか。
ただ一口にアパレルといっても、各社の稼ぎ方は微妙に異なる。
下図で国内アパレルの代表的な企業・ビジネスモデル3例に関し、利益構造を示した。各社の損益計算書や決算補足資料を基に作成した。

垂直統合型のビジネスモデル
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