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億り人「はっしゃん式」 会社四季報の徹底活用術 30代で資産1億円の著名投資家はどう読む?

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決算書の情報が満載の『会社四季報』。著名投資家が活用法を解説。

積まれた本に腰をかけて読書する男性のイラスト

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「はっしゃん式」では、四季報を段階に分けて読んでいく。ページ最上段の株価チャートに注目し、その後に業績欄をチェックする流れだ。さらにほかの定性情報や業績指標を分析、同業他社と比較分析していく。

今回の誌面では省いたが、最初のステップとしては、四季報各ページの最上段にある株価チャートだけに着目して全ページを速読する。ハードルが高いように思えるが、株価チャートだけを見てペラペラとめくっていくだけなので、時間はそれほどかからない。

初めてでも速い人なら1時間程度。これと思った株価チャートに付箋を貼る。このステップの注意点としては、読み始める前に付箋を10枚程度、あらかじめ束から剥がして机に貼っておくことだ。

付箋は絞り込め

付箋を貼る銘柄は、株価チャートが右肩上がりの銘柄。具体的には、①ローソク足が右肩上がりの形になっていて、②陽線(白色)のローソク足が多く、③半年以内に高値を更新している銘柄。この段階では、会社名や株価などは読まずに、チャートの色や形を見ることに専念する。

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