決算書の情報が満載の『会社四季報』。著名投資家が活用法を解説。
「はっしゃん式」では、四季報を段階に分けて読んでいく。ページ最上段の株価チャートに注目し、その後に業績欄をチェックする流れだ。さらにほかの定性情報や業績指標を分析、同業他社と比較分析していく。
今回の誌面では省いたが、最初のステップとしては、四季報各ページの最上段にある株価チャートだけに着目して全ページを速読する。ハードルが高いように思えるが、株価チャートだけを見てペラペラとめくっていくだけなので、時間はそれほどかからない。
初めてでも速い人なら1時間程度。これと思った株価チャートに付箋を貼る。このステップの注意点としては、読み始める前に付箋を10枚程度、あらかじめ束から剥がして机に貼っておくことだ。
付箋は絞り込め
付箋を貼る銘柄は、株価チャートが右肩上がりの銘柄。具体的には、①ローソク足が右肩上がりの形になっていて、②陽線(白色)のローソク足が多く、③半年以内に高値を更新している銘柄。この段階では、会社名や株価などは読まずに、チャートの色や形を見ることに専念する。
この記事は有料会員限定です。
東洋経済オンライン有料会員にご登録頂くと、週刊東洋経済のバックナンバーやオリジナル記事などが読み放題でご利用頂けます。
- 週刊東洋経済のバックナンバー(PDF版)約1,000冊が読み放題
- 東洋経済のオリジナル記事1,000本以上が読み放題
- おすすめ情報をメルマガでお届け
- 限定セミナーにご招待
無料会員登録はこちら
ログインはこちら