株式投資を始めた個人投資家にとって、最も必要なのは決算書を読むスキルである。それはビジネスパーソンも同じ。『週刊東洋経済』6月8日号の第1特集は「決算書で儲ける!」だ。
【配信予定】6月2日(日)Part1 決算書のツボ
識者が解説「決算書」を読み解くための重要ワード
6月3日(月)
財務3表がわかると投資もビジネスもうまくいく
決算書で「安全性・収益性・成長性」を理解するコツ
<無料>株投資で儲けたプロ3人が注目する決算書の"ツボ"
「M&Aの効果」は決算書のどこを見ればわかるか
6月4日(火)
億り人「はっしゃん式」 会社四季報の徹底活用術
簿記だけじゃない!決算書の知識で狙える資格
6月5日(水)Part2 投資とビジネスにフル活用
注目業界を徹底分析①アサヒとキリンの"脱日本"
注目業界を徹底分析②円安と戦う100円ショップ
注目業界を徹底分析③ソニー&日立の「CF経営」
注目業界を徹底分析④「最高益」続出のメガバンク
注目業界を徹底分析⑤ドラッグストア再編の勝者
6月6日(木)
ビッグカンパニー決算解剖①トヨタの巨額利益
ビッグカンパニー決算解剖②ユニクロの稼ぎ方
ビッグカンパニー決算解剖③富士フイルムの転換
6月7日(金)
ビジネスパーソンが"効率よく"決算書を読むコツ
企業の決算書を読めることが、投資家やビジネスパーソンにとって絶対的に必要なスキルとなった。
NISA(少額投資非課税制度)の普及などにより、株式投資を始める個人投資家が急激に増えた。だが、投資に関する十分なスキルや知識を持たないまま投資を開始する人たちが多い。そうした投資家は、遠くない将来に大きな失敗に直面する可能性が高い。
最初に身に付けなければならない、そして最も必要となるスキルが、決算書を読む力である。
企業の経済活動を表したものが決算書である。企業の一定期間の収入と支出を示し、財務状態の変化を伝える。「経営の成績書」といえるのだが、さらにそこには会社の方針や経営者の意思、短期的、あるいは中長期的な経営計画など、投資に必要なありとあらゆる情報が盛り込まれているのだ。
「決算書を読まないと、株式投資で継続的に利益を出すことはできない」と専門家は口をそろえる。1億円以上の金融資産を手に入れた「億り人」たち。洗練された投資テクニックや情報への感度のよさだけが、成功した投資家の横顔ではない。
決算書や『会社四季報』などに掲載された基本情報を丹念に読み込み、独自に分析したうえで、投資判断を下す。そんなオーソドックスなアプローチを土台に「1億円」を軽く突破していった人たちが多い。
決算書は情報の宝庫
もちろんビジネスパーソンにとっても決算書は情報の宝庫である。自分の勤める会社はきちんと成長しているのか、取引先の経営は健全なのか、ビジネス拡大のヒントはないのか……。そうした疑問に答える、会社の安全性、収益性、成長性に関する情報は、決算書でキャッチすることができる。
同じ業界のライバル同士でも、儲けにつながるビジネスモデルは異なる。それは決算書の損益計算書や貸借対照表にはっきりと表れる。ビジネスパーソンにとっても投資家にとっても、知っておくべき情報だろう。
グローバル企業の代表格である自動車会社から、生活に身近な100円ショップまで。この特集では『会社四季報』の担当記者が、その決算書とビジネスモデルの解説記事を執筆しているので、ビジネスや投資に役立ててほしい。
決算書を読めるようになるだけで、その後の投資活動やビジネスはまるっきり違ってくるはずだ。
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