新NISAで投資初心者が知るべき「決算書のツボ」 銘柄選びの参考にする指標はこれだけ!
2024年1月からスタートした「新NISA(少額投資非課税制度)」では、成長投資枠を使って、個別株投資にもチャレンジできます。株式投資には、決算書を読み解くスキルが欠かせません。決算書をまったく読まずに短期で売買を繰り返していては、継続的に利益を出すことはむずかしいでしょう。
決算書をしっかり読みこむことで、業績が安定して、今後の成長が見込まれる会社がわかります。今回は、累計12万部突破のロングセラー『【改訂2版】[ポイント図解]決算書の読み方が面白いほどわかる本』から、株式投資に役立つ決算書の読み方を一部抜粋してご紹介します。
決算書のメインは貸借対照表と損益計算書
決算書のなかでメインとなるのは、貸借対照表(B/S =Balance Sheet)と損益計算書(P/L =Profit and Loss statement)です。
貸借対照表は、会社がもっているすべての資産と、すべての負債、純資産(資本)からなっています。会社の「財政状態」、つまり資金をどのように集めて、それがどのような状態にあるかがわかります。
一方、損益計算書は、その会社が1年間でいくら儲けたかがわかる書類です。会社が1年間でどれだけ売り上げを上げて、どれだけ仕入れて、経費がどれくらいかかったかをあらわす一覧表です。
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