新NISAで投資初心者が知るべき「決算書のツボ」 銘柄選びの参考にする指標はこれだけ!
そのほかの投資指標
株式投資をするにあたっては、これまでみてきた売上総利益率(粗利益率、粗利率)、売上高営業利益率、売上高経常利益率、自己資本比率、流動比率、総資本経常利益率(ROA)、自己資本当期純利益率(ROE)といった指標に加えて、PER、PBR、EPS、配当利回り、配当性向など、株価や配当との比較をあらわした指標もよく使われます。
株価÷1株当たりの当期純利益
(例)2000円÷ 150円=13.3倍
株価÷1株当たりの純資産
(例)2000円÷1650円=1.2倍
当期純利益÷発行済株式数
(例)300億円÷2億株=150円
年間配当金÷株価×100
(例)60円÷2000円×100=3.0%
年間配当金÷EPS×100
(例)60円÷150円×100=40%
たとえば、PERが平均値と比べて低い株については割安株と考えて、今後は上がる可能性がある、と株式投資の参考にすることができます。
上場会社は四半期(3カ月)ごとに発表する決算書により、株価が変動しますが、理論通りに動かないことも多く、株式投資のむずかしいところですね。
苦手意識を抱きがちな決算書ですが、「ツボ」をしっかりおさえ、投資やビジネスにぜひ活用してみてください。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら