自動車メーカーは販売台数に加え、稼ぎの源泉やEV動向にも注目。
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(写真:編集部撮影)
株式投資を始めた個人投資家にとって、最も必要なのは決算書を読むスキルである。それはビジネスパーソンも同じ。『週刊東洋経済』6月8日号の第1特集は「決算書で儲ける!」だ。
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トヨタ自動車が2023年度決算で金字塔を打ち立てた。
売上高は前期比21.4%増の45兆0953億円、営業利益は同96.4%増の5兆3529億円だった。営業利益5兆円台は、日本企業として初の水準だ。グループ総販売台数は、前期比5%増の1109万台で過去最高だった。
今期の営業利益が、前期からどのような要因で増減したかを見ると、「為替変動の影響」が営業利益を6850億円押し上げている。加えて、23年度の最大の増益要因となったのは「営業面の努力」2兆円だ。このうち、約半分に当たる9800億円を「台数・構成」が占める。
コロナ禍の影響がほぼ解消
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