有料会員限定

ビッグカンパニー決算解剖①トヨタの巨額利益 営業利益5兆円超、ホンダや日産自動車を圧倒

✎ 1〜 ✎ 12 ✎ 13 ✎ 14 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

有料会員限定記事の印刷ページの表示は、有料会員登録が必要です。

はこちら

はこちら

縮小

自動車メーカーは販売台数に加え、稼ぎの源泉やEV動向にも注目。

ジャパンモビリティショーのプレスブリーフィングに登壇するトヨタ自動車の佐藤恒治社長
(写真:編集部撮影)

特集「決算書で儲ける!」の他の記事を読む

株式投資を始めた個人投資家にとって、最も必要なのは決算書を読むスキルである。それはビジネスパーソンも同じ。『週刊東洋経済』6月8日号の第1特集は「決算書で儲ける!」だ。
『週刊東洋経済 2024年6/8号(決算書で儲ける!)[雑誌]』(東洋経済新報社)書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします。定期購読の申し込みはこちら

トヨタ自動車が2023年度決算で金字塔を打ち立てた。

売上高は前期比21.4%増の45兆0953億円、営業利益は同96.4%増の5兆3529億円だった。営業利益5兆円台は、日本企業として初の水準だ。グループ総販売台数は、前期比5%増の1109万台で過去最高だった。

今期の営業利益が、前期からどのような要因で増減したかを見ると、「為替変動の影響」が営業利益を6850億円押し上げている。加えて、23年度の最大の増益要因となったのは「営業面の努力」2兆円だ。このうち、約半分に当たる9800億円を「台数・構成」が占める。

コロナ禍の影響がほぼ解消

関連記事
トピックボードAD