キーズカフェ「550円朝食」がコスパ良好で唸った キーコーヒーが手掛けるカフェの実力とは?

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キーコーヒーは、創業100年のコーヒー豆問屋ということで、コーヒーを楽しみにしていたのですが、飲んでびっくり。ホットコーヒー、アイスコーヒー共に期待以上のおいしさでした。

氷温熟成珈琲は、華やかな味わい(筆者撮影)

100年以上コーヒー豆を焙煎してきた会社の味!

凍る直前の温度帯で熟成させたコーヒー生豆を使用した氷温熟成珈琲を、ネルドリップで抽出するなど、こだわりがつまった1杯らしいのですが、「氷温熟成してます」って言われても全然ピンときません。

氷温熟成することで豆の細胞が均質化され、高度な焙煎を駆使することにより、まろやかな味わいを実現しているとのことですが「豆の細胞が均質化されたらどうなるの?」ってハナシですよ。

アイスコーヒーは爽やかな苦味の、フルーティーな1杯(筆者撮影)

「とりあえず、なんかこだわってるんだな」ぐらいの理解で一口飲むと、口の中にコーヒー豆が飛び込んできたような華やかな香りが広がります。ブラックで飲んでもおいしい。砂糖とコーヒーフレッシュを入れてもおいしい。

まろやかさのなかに、コーヒー豆の甘みとか旨みも感じられて、苦味も酸味もあるけど、フレッシュで棘はない。コーヒーのおいしい要素を計算しつくした、解像度の高い味でした。これが100年以上コーヒー豆を焙煎してきた会社の味かと思うと、説得力がすごかったです。

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