「iPad」久々の新モデル、買い替えるべきか否か 性能、薄さ、軽さ以外の「隠れた新機能」がある

✎ 1〜 ✎ 141 ✎ 142 ✎ 143 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

Apple Pencil Proのスクイーズ操作に細かなカスタマイズが可能なのが、その1つだ。また、このモデルからひそかにバッテリー残量の状態表示に対応している。今回は、こうしたiPad Pro、iPad Airの隠れた新機能を取り上げていきたい。

握って操作をカスタマイズできる

本体の性能以上に大きく進化しているのが、Apple Pencil Proだ。“Pro”と銘打ったように多彩な機能が加わり、利便性が向上している。中でも大きいのは、スクイーズという操作ができるようになったこと。Apple Pencil Pro側に感圧センサーが入り、握る動作を認識するようになった。これによって、従来のApple Pencilよりも簡単にツールを呼び出せるようになっている。

これまでのApple Pencil(第2世代)でも、本体をダブルタップするとペンと消しゴムを切り替えるようなことはできたが、スクイーズでは、ツール一覧のメニューをペン先の近くに開くことができる。

アプリにもよるが、こうしたツールは一般的に画面上下か左右にまとめられているため、文字や線を書きながら色を変えたいようなときには、いったん筆記を止めてからペン先を移動させる必要があった。

これに対してApple Pencil Proのスクイーズは、移動距離が最小限で済むため思考が妨げられづらく、直感的に操作できる。

ツールを頻繁に切り替えながら絵を描くようなユーザーはもちろん、PDFに校正などの注釈することが多いビジネスパーソンにもオススメできる機能と言えるだろう。このApple Pencil Proに対応しているのが、iPad Pro(M4)、iPad Air(M2)の大きな魅力の1つだ。

ツールパレット
Apple Pencil Proを握ると、ツールパレットが表示される。握った際の動作は、設定でカスタマイズ可能だ(筆者撮影)
次ページ特定のアプリを起動させるショートカットの設定も
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事