iPad Air先行レビュー「5年使える前提で選ぶ」 2つのサイズに隠されたそれぞれの「本質価値」

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iPad Air(M3) ブルー11インチモデルと、Apple Pencil Pro。500g以下の軽さに、Macと同じ処理能力が搭載されたタブレットの新製品だ(筆者撮影)

アップルは2025年3月12日に、iPad Air(M3)を、11インチ・13インチの2つのサイズを取り揃えてリリースする。今回は、11インチモデルのiPad Air(M3)の実機を試しながら、どんな人、どんな用途にフィットするタブレットなのか、考えていこう。

絶好調のiPadが市場全体を牽引

アップルは、2024年10〜12月の年末商戦で、iPadが絶好調だった。15%を上回る前年同期比の成長を見せ、伸び悩むiPhoneやApple Watchの穴を、iPadだけで埋めて余りあるほどだった。

直近の世界のタブレット市場のシェアは、アップルが31.7%を占め、2位サムスンの17.9%を大きく引き離している(Statista/IDC調べ)。2010年にiPadを登場させ、「タブレット市場」を定義したアップルが、15年間にわたって、タブレット市場でトップシェアを維持し、市場全体を牽引している格好だ。

今回レビューするのはiPad Air(M3)だが(128GBモデルでアメリカで599ドル、日本で税込9万8800円)、同時に価格を抑えたiPad(A16)も新チップが導入された(128GBモデルでアメリカで349ドル、日本で税込5万8800円)。

【画像】Adobe Illustratorも快適に動作する、iPad Air(第5世代)とiPad Air(M3)の比較、新しくなったMagic Keyboard
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