優秀な人ほど要注意「老害化」の意外な"心当たり" 簡単なチェックリストで「兆候」を把握しよう
誰もが老害になる可能性があるわけですが、もちろんそれは一律同じではなく、なりやすい人とそうでない人がいます。その違い、知りたいですよね。
エビデンスがしっかりしているわけではなく、あくまで私の経験にもとづく結論ですので、その点はあらかじめご承知おきください。ですが、だいたい合っていると思います。
まず、若いころから対人トラブルをよく起こしてきた人は、老害になりやすいです。とくに、性格がせっかちだったり、怒りっぽかったり、神経質だったりすると、その傾向は強くなります。あと、正義感の強すぎる人も、ここに含まれますね。
年をとると感情的になりやすくなり、このタイプの人たちは相手の行動が気に入らなかったり、間違っていたりすると感じると、すぐに態度や口に出してしまうからです。
年齢を重ねて、もともと持っている性格が先鋭化してしまうんですよね。
自分では「このタイプには該当しない」と思っていても、若いころに誰かと口論をしたり、お店のスタッフや会社の部下を一方的に注意したり、というような経験に心当たりのある人は要注意です。
自分は高いレベルの老害力を秘めていることを認め、警戒を怠らないようにしましょう。
なぜ女性は大きな老害トラブルになりにくいのか
性別で見ると、「老害」と呼ばれるのは女性よりも男性のほうが圧倒的に多いことは間違いありません。おそらく、男性のほうが何かにつけてプライドが高く、「他人の目」を気にするからでしょう。いい格好をしたい。あるいは、馬鹿にされたくない。そういう思いが、すぐにクレームをつけるなど、老害的行動をとる元凶になります。
女性よりも男性に多いというのは、おそらくみなさんの認識と一致するのではないでしょうか。体感的に、誰もがそういう印象を持っていると思います。
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