「世界一マックを楽しむ」アラフィフ主婦の"秘策" 定番メニューも一手間加えれば、特別な朝食に

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「安くておいしいけど米と肉だけでジャンクすぎるよな〜」という罪悪感を和らげてくれるのが、野菜を中心としたトッピング具材の追加です。ほんのちょっとの手間で栄養バランスも整い、さらにおいしくなる。

自炊した場合、野菜は外食するよりも断然安いのに、お米と肉は外食とさして価格差がない場合も多いので、「主食はテイクアウト、野菜は冷蔵庫」というのが、家事の手抜きも兼ねた”遊び心のある節約”のひとつです。

テイクアウトにちょい足しできるのは駅チカの恩恵

丸亀製麵
丸亀製麺の野菜かき揚げで作った天とじ丼。衣がとろふわになっておいしい。大きめサイズなので1個(180円)で2人前作れます(筆者撮影)

もちろん一から自炊もしますし、いつもファストフードばかり食べている訳ではありません。でも、コンビニ弁当を食べたり、スーパーでお惣菜を買うぐらいなら、ファストフードのコスパのいいメニューにちょい足しで料理をするほうが安くておいしいことも多いので、後ろめたく思うどころかあえて積極的に食べています。

実はこれも、小さく暮らしている恩恵なんです。

近所に安くておいしい店が揃っているのは、家が狭い分、安い価格でアクセスのいい場所に住めているから。自宅から徒歩5分ほどの場所にターミナル駅があり、付近には大手のファストフード店がズラリ。

最寄りの「マクドナルド」と「すき家」までバイクで20分という立地に住んでいた頃は、そもそもこんな発想はなく、自炊orコンビニorインスタントという選択肢しかない状態だったため、家は小さくても、環境に恵まれている現在のほうが暮らしやすいなと感じています。

小さな暮らし
狭い部屋で、少ないモノで暮らして、家事の手間も減らす。ミドルシニアの夫婦2人だけなら小さな暮らしで十分でした(筆者撮影)

年を重ねていくうえで、家事(とくに料理)はどんどんおっくうになっていきます。「うまいこと楽しみながら手を抜いて、そのうえ安くておいしかったら最高じゃん!?」という心持ちで、"ささやかな贅沢"と"遊び心のある節約"に取り組む日々です。

小さく暮らす

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大木奈 ハル子 ブロガー・ライター

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おおきな はるこ / Haruko Ookina

40代のサブカル好き主婦ブロガー・ライター。東京都港区の、狭くて古い(30平米築50年)ボロマンション在住のミニマリストで、夫と猫と同居中。趣味はチェーン店の朝メニュー食べ歩き、特技は節約とDIY。日本聴導犬協会の、子犬預かりボランティア活動中。著書に『台所図鑑』(大和書房)がある。テレビ出演は『THE TIME,』(TBS系)など。『東洋経済オンラインアワード2023 クリエイティブ賞』受賞。アメブロ公式ブロガー。
アメブロ:https://ameblo.jp/1room2live/
朝メニューブログ:https://865.games/
X(旧ツイッター):@tei_nai

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