「学校で暴れるわが子」を見た母親にかけた"言葉" 「にんじん嫌い」は子どものわがままじゃない?

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お母さんを支える言葉
頭ではわかっていますよね。嫌いな食べ物を無理強いできないことも、そして、好き嫌いは仕方がないということも(イラスト:本田亮)
特別支援学級の対象となる子どももそうでない子どもも、すべての子どもがともに学べる学校、大阪市立大空小学校の初代校長の木村泰子先生。
そんな木村先生の、「自分を支える何か」がほしいすべての人に向けたメッセージが詰まった本『お母さんを支える言葉』より一部抜粋し、3回に渡って掲載します。
第3回は、子どもが自分の気持ちを発散することができる場所についてです。

大根いやだー、しいたけ嫌いー

「せっかく用意した夕ごはんのみそ汁をひとめ見て、『うぇー、なんでこんなん入ってんの? 大根いやだー。しいたけ嫌いー』と、子どもたちが渋い顔。その瞬間、『そんなこと言うなら、食べなくていい!』と、ブチ切れてしまいました」

保育園児と小学校低学年の娘2人のお母さんが、溜め息混じりに話してくれたことです。

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