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予約3年待ち「とだか」も入る五反田新ビルの正体 ゆうぽうと跡地に再開発、星野リゾートも参画

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ホテル部分はOMO5東京五反田となっている。「OMO」は星野リゾートの街なかホテルブランド。写真は6名まで宿泊可能なOMOハウススイートで、1泊6万5000円/部屋(編集部撮影)

ビジネスだけでなく、インバウンドを含めた観光地としてのポテンシャルも高い。星野リゾートは都市観光需要を狙ったブランド「OMO」で今回のプロジェクトに参画している。

同ブランドの特徴は、地元とともに街の活性化を目指そうとしている姿勢にある。高級レストランなどは入れず、地元のおいしい店のガイドツアーなどを行い、地域にお金を落としてもらう。逆に言えば、地元の魅力をホテルの魅力として取り入れるわけだ。

また、ホテル内には誰でも立ち入れる空中庭園などを設け、地域の魅力アップに貢献する。

ホテル利用者以外にも開放される空中庭園。ペットの同伴も可だ(編集部撮影)

星野リゾートと手を結んだ理由

一方の日本郵政不動産は、2021〜2025年度の5年間で5000億円程度を投資し、所有する好立地の不動産を積極的に開発、同時に周辺の街づくりにも貢献していくとの方針を立てている(2024年3月期・日本郵政中間決算説明会資料より)。

日本郵政不動産が今回、星野リゾートと手を結んだ理由も、「コロナ禍、新規出店をするブランドがあまりなかった中、星野リゾートの五反田地域に対する熱意を感じた」(日本郵政不動産代表取締役社長の山代裕彦<やすひこ>氏)からだという(4月25日に行われたメディア向け説明会での同氏発言より)。

ホテル内のカフェも開放感があり、居心地がよさそう。バータイムには地元の鶏肉専門店「信濃屋」のおつまみプレートが味わえる(編集部撮影)

フードコートの店舗ラインナップや、星野リゾートの取り組みなどを見ていると、確かにこれまでとは趣の異なる商業施設になっていると言えるかもしれない。

とは言え、まだ開業間もなく、利用者、テナント、そして地域住民からの評価に関してはまだ答えが出ない。五反田を元気にするビルとして継続していけるのか、今後の動向が注目される。

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