「数学好きな子に育つ」東大生家庭の"簡単ゲーム" スーパーや飲食店、様々な場面で実践できる

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
ドラゴン桜 永田耕作 数学
子どもが数学が好きになる、買い物での一工夫とは(写真: KAORU / PIXTA)
世の中は、想像以上に数字であふれています。現役東大生・ドラゴン桜チャンネル塾長の永田耕作氏が上梓した『東大式 数値化の強化書』では、さまざまなシチュエーションを交えながら、ビジネスでも日常生活でも役に立つ「数値化力」を鍛えるコツを紹介しています。本書を一部抜粋・再構成し、子どもが数学好きになる簡単なゲームを紹介します。

スーパーで子どもと遊ぶ「どちらがお得かゲーム」

みなさんは、数学が得意な子どもが育つ家庭で遊ばれている“あるゲーム”を知っていますか?

われわれカルペ・ディエムでは、東大生やその親御さんに定期的にアンケートやインタビューを実施しています。その中で、数学が得意なお子さんが育つ家庭では、あるゲームで遊んでいる場合が多いことがわかりました。今回はそのゲームについてみなさんにご紹介したいと思います。

そのゲームとはずばり、「どちらのほうがお得か」ゲームです。

たとえば、小さいときに親子でスーパーに買い物に行くことも多いと思います。買い物の際に、子どもたちに、さまざまな場面で「どちらのほうがお得か」を判断させるのです。

具体的にお話ししましょう。スーパーには卵のパックが売っていますよね。たとえば6個200円の卵パックAと、10個300円の卵パックBが販売されていたとします。このときに、親御さんは子どもに「どっちがお得かな?」と聞いてみるとしましょう。

小学生で割り算を習っていれば「B!」と答えられる子どもが多いと思います。

関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事